カードゲームのアイデア
『ドミニオン』『Slay the Spire』のふたつが面白すぎて、なかなかそれを超えるようなカードゲームが作れるとは思えないんですが、「別に超えなくてもいい」と開き直ればいいんじゃないかと思ったのでちょっと考えてみようかと思います。
何をテーマにするか
ドミニオンでいえば「領地を増やす」、Slay the Spire でいえば「ダンジョンを探索してボスを倒す」みたいなものを「テーマ」と呼んでいます。ここでは。
「ダンジョンを探索してボスを倒す」が分かりやすくて良いとは思うんですが、これを選んでしまうと Slay the Spire と比べられてしまうので、ちょっと避けようかなと思います。
格闘ゲームをテーマにしてみる
格闘ゲーム(激しいアクション)とカードゲーム(思考型)は遠い位置にあるので、無理やり結びつけるのは良いんじゃないかと思いました。
ゲーム制作をテーマにしてみる
「ゲームを完成させてリリースするまで」をカードゲームにしてみる。
「ゲーム制作」については常に考えているテーマになるので、あるあるみたいなのがいくらでも出てくると思うんですよね。ゲームを作ってない人には全然共感してもらえないかもしれない、という問題はありますが。
ステルスゲームをテーマにしてみる
忍者、泥棒、メタルギア、Invisible, Inc. あたりの雰囲気ですね。
「敵に気付かれずにターゲットを奪う」というテーマは分かりやすいので、ルールを理解してもらうのにちょうど良いのでは。
街づくりをテーマにしてみる
シムシティです。ただ、カードゲームってなんとなく「危機をすり抜ける」という要素が必要な気がして、ちょっとそれに欠けるかなとは思いますね。
有名な作品をテーマにしてみる
著作権の切れた昔の作品とかを。
「ゲーム制作」をテーマにしたカードゲーム
ゲームの目的
30 日以内にゲームをリリースするのが目的。どれだけ短い期間でゲームをリリースできたか、を競っても良いかも。
「ゲームの完成度」を 100% にするため、あの手この手でカードを使う。
ゲームのルール
- 気力 10 からスタート。
- 気力が 0 になると力尽きてゲームオーバー。ゲーム制作からしばらく離れてしまう。
- 1 日 1 回、手札からカードを 5 枚ドローする。
- 気力があるあいだはカードを何枚でも使うことができる。
カードの種類
- 気力1を消費してゲームの完成度を1%増やす
- 気力2を消費してゲームの完成度を2%増やす
- 気力3を消費してゲームの完成度を3%増やす
- アイデアの練り直し。完成度をー1%してカードを1枚ドローする。
- アイデアの練り直し。完成度をー2%して。カードを2枚ドローする。
- 断捨離。カードを1枚廃棄する。
- 新しいアイデア。山札からカードを1枚引き、無条件でデッキに加える。
- アイデアを捨てる。現在の手札から1枚選んで廃棄する。
- サーバーエラー。気力が2減る。
- コーヒー。気力1。
- うどん。気力2。
- 新作ゲーム。このカードが手札にある場合はゲームを作成することができない。
- ツイッターでタイムラインを見る。気力1。
- ツイッターでいいねをもらう。気力3。
- ツイッターでリプライをもらう。気力4。
- 山札からカードを3枚引き、好きな1枚を選んで捨札とする。残りのカードは廃棄する。
- 山札からカードを3枚引き、好きな1枚を選んで捨札とする。残りのカードは使用済みにする。
- 山札からカードを2枚引き、好きな1枚を選んで捨札とする。残りのカードは廃棄する。
- 山札からカードを2枚引き、好きな1枚を選んで捨札とする。残りのカードは使用済みにする。
- 頭を整理する。手札からカードを3枚捨て、新たに3枚引く。
- 妙なテンション。次に使用するカードのコストが0になる。
- ゲームに関する記事を読む。コスト1。山札からカードを3枚引き、好きなカードを選んで捨札とする。
カードのタイプを整理
- デッキ圧縮系(廃棄)
- デッキ追加系
- 完成度増やす系
- 完成度を減らすかわりに何かを得る系
- 気力系